老師(ラオシー):日本語で「~先生」 学問・技芸を教える人。また自分が教えを受けている人。
師父(シーフー):日本語で「~恩師」 自分の親のような存在。
師兄(シーション):日本語で「~先輩」 自分より先に入門した先輩。
先生(シーサン):日本語で「~さん」 男性に対する敬称。
小姐(シィァオジェ):日本語で「~さん」 女性に対する敬称。
功夫(クンフー):中国武術で重要視される「練習・鍛錬・訓練の蓄積」を意味する。
套路(タォルー):
中国武術における練習方法のひとつで、連続的な攻撃方法、防御方法、立ち方(站とう法、歩法)、歩き方(走法)、呼吸のタイミング、運気法(気功)などを総合的に盛り込んだ身体の動き、型を指す。日本武術のいわゆる型に近い。練習者の技術力を見て取るのに最適であるため、師弟の間で修練の進み具合を見たり、修正をする目的で使われることが最も多い。戦わずして力の差を見せる場合にも利用される。
盤架子(ばんじゃじ):
武術の用語である。“盤”の本意は動作の進退などの動きに応対すること。“架子”とは拳法における基本的な身のこなし、姿勢を意味する。“盤架子”は拳法の動作を連続した一貫性として行うことを指し、繰り返し練習することを示す。拳法においては、正しい姿勢を会得することが非常に重要である。体に動作の一定的な規則、勁道、攻防の意味とリズムを覚えさせ、最も良い演武と内勁(気)を得ることを求めるものである。
※功夫や套路と混同されがちな用語であるが、全く違う意味で使われる。
拝師(はいし):
中国では、“拝師”とは深い学問を持つ師匠の知識を自分に伝授されることを望み、師匠から正式弟子と認められるための儀式である。正式弟子にならず、全て伝授されることはない。伝統の師匠と弟子の関係はまるで肉親の父と子のようであり、それ以上でもある。中国のことわざに、“両親が私を生み、師匠が私を教え育てる”というのがある。いったん師門に入ると、すべて師匠から教えられ生活も管理される。両親も口出しする権利もなく、顔を合わせることさえできないこともある。このような重大な関係を打ち立て、その関係を内外に知らしめるため、厳しい儀式が必要とされる。
普通の拝師儀式は4つのプログラムに分かれる。
“拝祖師”=祖師に参拝する。祖師への尊敬と業界への敬意を表すと同時に自分の学業が成就することを祈る。
“拝師”=師匠に礼拝する。一般的には、弟子が上席に座っている師匠、師匠夫人にひざまずいて頭を地に3回つける礼を行い、続けて、ひざまずきながら師匠に“拝師貼”①とお礼(お金)を捧げる。
“献茶”=師匠、師匠夫人にお茶を捧げ、師匠、師匠夫人がお茶を受け入れ、一口飲んだら、正式弟子と認められる。
“師訓”=師匠の戒めおよび賜名(襲名<しゅうめい>)。呼び名をもらう。また、勤めて祖師を尊重し、師門の規則を守る、謙虚、正直であること、修業を努力することなどを訓戒(教え)とする。
極めて伝統的な一面であるが、太極拳の尊厳を遵守させようとする、過去からの教えでもある。
拝師貼①とは自ら手書いた、師匠に正式弟子をお願いする書類である。
新着情報
2019.8.19~23日 第十四回香港国際武術大会
2019.7.20~24日 煙台武術大会
2017.11.18~11.19日 温泉合宿
2017.8.14~17日 第十二回香港国際武術大会に参加
2016.5.28日 第九回交流大会を開催
2015.10.31~11.1日 守谷の合宿練習
2015.8.24~27日 第十回香港国際武術大会を参加した
2015.5.16日 第八回交流大会を開催した
2014.9.27~9.28日 横浜の合宿練習
2014.7.26日 第七回交流大会を開催した
2012.11.30~12.2日 高崎温泉の合宿練習
2012.7.13~25日 中国杭州で第九回浙江国際伝統武術大会
2011. 日光合宿練習を開催した
2011.6.10 6月10日~6月12日 上海伝統陳式国際大会を開催した