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太極拳を学ぶ上での心得

《陳氏太極拳図説より》 翻訳:姜驚雷 杉山忠弘

 

太極拳を学ぶに際し、謙虚な態度で取り組むことが大切である。そうでなかったら、外部の人たちは皆さんを疎んじようし、内部の皆さんは身体の鍛錬を怠り、精神の集中を欠くため、拳術を深めることができない。

太極拳を学ぶ人は、高慢になってはいけない。高慢になれば身を滅ぼす。高慢な態度を慎むだけではなく、言葉づかいも疎かにしてはいけない。立ち居振る舞いも優雅で気風に満ちなければ、人から尊敬されない。

太極拳を学ぶ場合、慢心してはいけない。慢心すれば自らに不利益を蒙ろう。諺に「天の外に天がまだある」と言われる。謙虚な心持ちを持てば、教えられることが良く理解でき、誰からも貴重な教訓を得ることができる。教訓が活かせるようになれば素晴らしい。

太極拳を学ぶ時は、一つ一つの動作を厳密に考察しなければならない。それぞれの動作を深く考察しないと、その動作の用法と拳理をよく理解できない。また動 作と動作の間に特に注意しなければならない。これらの点に注意しないと、経絡の内気を本当に理解できない。また関節の回転も上手く動かない。一つ一つ動作 の初めから終わりまで一気に通じていることが分からなければ、結局、太和の内力を理解できない。

太極拳を学ぶ人は、先に参考書を読み知識を習得する必要がある。それにより太極拳の道理が分かれば、当然、武術を学ぶのは容易である。

太極拳を深めるには、陰陽開合の原理を学ぶ必要がある。本来、陰陽開合の原理は自分自身の中にあり、指導者の力量でそれを増やしたり損じたりできるものではない。あるがままの姿に戻せれば、それ以上教えるものはない。(指導者は原則を教えるだけである。つまり大中至正の道理と言うわけある。)

太極拳を学ぶに際し考えてみよう。今の世界情勢を見れば各国は覇権を争っている。そんな中でもし武術がなければ、どうして立場を守り通せるか?この本を参 考に学べば、軍隊の規律を高めるのにいささか足しになろう。我が国の人は誰でも練習すれば、白兵戦に遭った際も、強い敵勢力にすら負けることはない。それ は国を守る一つの方法である。心ある者は草刈りの言葉として捨ててしまわないでほしい。

太極拳を学んで、それを窃盗や姦通沙汰などに悪用してはならない。もしそのようなことをしたら、天がその人の魂を奪い、鬼神さえも加護しない。まして人においておや!天下広しといえども誰が許してくれようか?

太極拳を習得したからといって、人を侮辱してはいけない。そんなことをすれば、すぐ衆人の怒りを招く一番の罪である。

新着情報

2019.8.19~23日 第十四回香港国際武術大会  

2019.7.20~24日 煙台武術大会  

2017.11.18~11.19日 温泉合宿  

2017.8.14~17日 第十二回香港国際武術大会に参加  

2016.5.28日 第九回交流大会を開催  

 

2015.10.31~11.1日 守谷合宿  

 

2015.8.24~27日 第十回香港国際武術大会に参加  

 

2015.5.16日 第八回交流大会を開催  

2014.9.27~9.28日 横浜合宿  

 

2014.7.26日 第七回交流大会を開催  

2014.5.16 教室案内を更新

2012.11.30~12.2日 高崎温泉合宿

2012.7.13~25日 中国杭州で第九回浙江国際伝統武術大会

2011 日光合宿練習を開催した

2011.6.10 6月10日~6月12日 上海伝統陳式国際大会を開催した